カテゴリー: 審判のつぶやき

さあ新しいシーズンの始まりだ!

・・・って、U-15やU-18はもうシーズンインしていますし、東京都社会人も今週末からスタートします。

4月を待っているとシーズンが終わらないので、こんなスタートですが審判員の皆さん準備はいいですか???

先日、東京都では毎年恒例のフィジカルテスト(クーパー走、他地域はインターバル走)も終わり、それぞれに体の準備をしていると思います。

もちろん知識としての準備も怠りないと思いますが、まだ2018/2019ですので競技規則を間違えないようにしましょう。

・・・って、自分自身にも問いかけてみる。

小学校に入って新しく始める子供たちもいるでしょうが、そういう子供たちが楽しむためにもコーチや審判が彼らの手伝いをしてあげるべきだといつも思っています。

そのため、先日書いたようなコーチではなく、サッカーを楽しむにはどうするかという問いかけをしながら自分も楽しむことのできる、そんなコーチングを目指していただければと思います。

自分がコーチとしてやっていて面白いと思うことのできないことが、子供たちにとって楽しい・・・どころか面白いことなどないと考えるため、自分も楽しみながら一緒にやっていく、それくらいの気持ちでいいのではないでしょうか。

このブログの以下のエントリーはよく読みに来ていらっしゃいます。

こんなお父さんコーチを今も応援しています。

アクティブレフェリー頑張っています

審判以外のみなさん、こちらの写真を見てください。

この写真はなにかと言うと、これからクーパー走(12分間ひたすら走って距離を測る)のために準備をしている審判員です。

東京都の200名ほどのアクティブレフェリーの約1/4が昨日計測に臨みました。

これからのシーズン(実際にはTリーグなどはシーズンが始まっていますが)、その審判員がどのレベルを担当するのか振り分けられる可能性のある距離ですので、みんな真剣に走るわけです。

しかも一回勝負。

四回走るチャンスはあるのですが、一度しか計測できないため一回勝負なのです。

私は日曜日に怪我をしたにもかかわらず走るのは、ここで走ったという結果を出さないと、東京都サッカー協会より審判の割当をもらえなくなるからで、しかも四回のチャンスの最終回だったからなのです。

4月には競技規則の研修会がありますし、こうやって審判員は努力をして、結果を出して割当を受ける準備をするのです。

こういう裏の努力を知っていただいて、試合の時に割当で行っている審判をリスペクトしてもらえればと思います。

ん?工藤がシニアの選手としてどうかって?

リスペクトしているに決まっているじゃないですか。

IFABからの競技規則変更部分一部公開

日本では翻訳されたものが今後公開されるでしょうが、その前に気になったことなどをメモしておきます。

■模様入りアンダーシャツが許可
模様入りはいいんだけれど、シャツの主たる色なり袖の主たる色から逸脱した場合や、チームで揃えるなどとなっていないと審判としてはつらいのではないかと感じます。

■ゴールキーパーのスローイングが直接相手ゴールに入った場合には、相手チームのゴールキックで再開
これはインプレー中であるにも関わらず、ゴールキーパーのスローイングのみ相手チームのゴールキックというのは解せません。
もしかしたらこれを読んだ人の誤解とかってことはないかしら?とか思ったりもしますが・・・

■ゴールパフォーマンスでユニフォームを脱ぐなどし、ゴールが取り消されてもイエローカードは提示されたままとなる
これは喜びの表現としてユニフォームを脱いだり、頭にかぶったりすることは、入っても入らなくてもイエローカードだってのは納得できます。

■フリーキックの際、攻撃側競技者が守備側の壁に入るのを禁止
これも解せないんですよね。
スピードアップのためとか、守備側の混乱を避けるためとかあるのですが、そもそもFIFAなどはゴールシーンを増やしたいはずなのに、これはどうも逆を行っているような気がしてなりません。

4年前の東福岡vs国学院久我山で、東福岡がやったトリッキーなフリーキックは、壁の1m前までで止まらなければならないということになり、審判の判断がまた変わるということになります。

ここ数年のIFABからでてくる競技規則について、やはり疑問に思うことが前よりも増えたような感じです。

まして日本語の競技規則は誤訳や意訳が含まれてしまったり、表現が難しかったりするので、きちんと理解するためには英語との対訳版を買って対処することにしました。

で、よく読んでみると表現が違っていたりするので「どちらが正しい解釈なのだろう」と審判やインストラクター仲間で議論をしたり、翻訳チームの方と話をしたりといろいろと話をするようになりました。

その意味ではいいことなのかもしれませんが、現場の審判が混乱することだけは避けてほしいですね。

ハンドリングのファウルについてのグレーゾーンについても出たようですが、いろいろと明記してもグレーゾーンはやはり残るようで、最終的には現場に委ねられる部分があるのは間違いがなさそうです。

こちは機会があればエントリーしたいと思います。