自分が怪我をして思ったこと

関係者には申し訳ありませんが、某サッカー場にて、審判をやっただけで膝を痛めました。

理由はほかの審判も言っていますが、地面が硬いことがすべてです。

その大きな要素に「完全に人工芝が寝てしまっている」ということがあります。

まあ、私の場合は180cmの身長とはいえ、80kg近い重さで速く走っているのでストップの時に膝に負担が来るというのもあります。

しかしながら、先日のそのグラウンドは人工芝が寝てしまっているうえ、地面が硬いためにまともに足への衝撃が伝わり、結果として膝をケガするという状態になりました。

こういうグラウンドがはっきり「いくつか」みられます。

清瀬内山も張り替えられなくて修繕などをしていましたが、二年ほど前にきれいに張り替えたため、足腰への負担が減りました。

あるJリーグの名前のついたグラウンドも下は硬く、私はプレーをするたびに腰を痛めてしまいます。

工事をしているのをみましたが、どうもアスファルトの上に人工芝を敷いているようで、到底柔らかい感じはないのだと感じます。

そこで気になるのは育成世代およびそこで練習をしなければならないプロ選手を含めて「選手寿命を縮めないか」というものです。

幸いにもその自治体では公園計画に人工芝のグラウンドが明記されており、すでに準備をしているとのことを聞き及んでいますので、今後よくなる方向ではあると感じます。

また同時にその公園の開設後、人工芝が寝てしまっているグラウンドの人工芝を張り替えることで、そうした若者たちの選手寿命を縮めないで済むようなグラウンドを作ることができるのではないかと感じます。

もう少し突っ込んでいえば、ハイブリッドターフをそろそろ自治体は取り入れてもいいのではないかと思うわけで、天然芝よりはメンテナンス費用がかからず、しかも天然芝より長持ちということを意識してもいいのではないかと考えます。

今の人工芝と比較してはいけませんが、十数年前にある私学で人工芝のグラウンドにしたところ、怪我人が増えたということを聞いたことがあります。

そのためケアをどうするかということを考えたというようなことを聞き及びましたが、グラウンドの表面によって条件が変わることも考慮しなければ、そうした教育を含めた機関での選手寿命が縮まる危険性さえ考えられるわけです。

天然芝と人工芝では明らかに身体に対する負担は違います。

その部分を考えて、行政や学校は人工芝の計画や整備をしていただきたいと感じます。

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