危機感

昨日はチームメンバーからのグラウンド提供があり、代々木公園で練習をした。

単純にサイドからトップにあててクサビのパスを・・・という奴であったのだが、全く成功しないという事実。
まあなによりもせっかくグラウンドがあるにもかかわらず、7人しか集まることができないというのが残念なこと。
仕事や卒業を控えた学生は確かに無理だよなぁ・・・と感じる。

とにかく感じるのは危機感でしかなくて、うちのオフェンスの一人は18日から仕事でアメリカに三ヶ月半!
ってことは、現人材でオフェンスを組み立てていくのだが、トップがとにかく悩ましい。
4-4-2なのか4-3-3なのかといろいろ考えてみるのだが、まずその前にお約束のプレーと言うのをきっちりできなければならないのであるが、本日の練習試合参加者も13名という事実は監督として頭がいたい部分である。

ディフェンスは想定している人数、人が揃っているので不安視していないのであるが、オフェンス・・・特にトップをどうするのか、約束のプレーをできるのかできないのか、それが重要になってくるため、あと四日しか北区の本番まではないが、今日できっちり型をつくらないといけない。

勝てなければ監督の責任である。

さてコンサドーレ札幌であるが、開幕二連敗というスタートである。
鹿嶋、横浜Mという強豪相手とはいえ、二試合での失点が6点・・・しかも昨日はたった一分で逆転されると言う事実。
これを「危機」といわずしてどうするのか。

私はサポーターという言葉が好きではないのだが、それは「信じて応援する」ことが全てと思っている人が見られるのと、試合を見ていないような声だし、旗振りなどが私の応援のスタイルとあわないからであるのは間違いない。

そして昨日mixiに書かれたコンサドーレのトピックは「たった二点で声が止まるような応援しかできない奴ら」などという応援をしているサイドを批判する内容が跋扈している。
圧倒的に力の差がある相手に、二点取られたら普通声がでなくなるのではないか?

自分が試合をしていて勝つことに一縷の望みをかけて前半0-0で終わり、なんとか一点とって守りきろうと思っている試合で、立て続けに残り五分を切って二点取られて逆転をされたら、選手だって気持ちはきれるだろうしベンチにいる監督だって声がかすれるのは当然。
まあ応援するのは別段構いはしないが、落胆をして声などでなくなる応援者がいるのも当たり前のことである。

そして事実として二試合が終わって最下位、勝ち点を望むことができた試合で勝ち点「1」さえ拾うことができなかったのもまた事実である。
これを危機と呼ばなければ昨年の横浜FCと同じ状況になるのは火を見るより明らかになるのではないだろうか。

応援するチームを信じるのも結構であるが、辛らつな言葉・・・じゃなくてもいいが冷静な分析は必要だし、それを否定するのはいかがなものかと思う。
信じていれば勝てるなどというのは、それこそ強豪チームだけじゃないのかと考える。

札幌はJ1で一番下・・・それが現実なのだから、勝てる試合、勝ち点を拾える試合を落とした場合は、それに抗議するべきだと思うし、選手にその事実をはっきりつきつけなければならない。
彼らはプロであり勝敗に責任があるのは当然である。
コンサドーレの今後の存続だけではなく、北海道サッカーの頂点として今後も輝くためには、間違いなくまずはJ1残留を目指さなければならないため、とにかく次戦で勝ち点を取ることが必要である。

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