東京都リーグ初戦、勝つには勝ったが・・・

東京都社会人四部リーグ初戦となった昨日(6月1日)、SMスナイパーズを相手に3-0(前半2-0)で勝利をしました。
勝利をしたことはまず喜ぶべきことだと思っています。

しかし内容はとても誉められるものではありませんでした。
圧倒的なポゼッションでありながら、3得点しかできなかったのは、ゴール前、中盤でいらぬタメを作ってしまったことによるボールの動きが悪いサッカーになっていたということでしょう。

前半の早いうちにはボールも人も動いていたのですが、2点を取った辺りからボールが止まってしまいます。
そのため相手側にも余裕ができ、守備に多くの人員を割かれてしまうという状況になったのです。

後半はもう相手はカウンター狙いしかなくなっている状況ですが、追加点を取ることのできないこちらの理由を冷静に考え、一人のキーマンを交代しました。
ピッチの中から、ベンチ側からいろいろ言われていましたが、最後に交代用紙にサインをするのは私です。
昨年チームの運営をNSPクラブに変えてから、いろいろ話をしたり盛り上がったりした選手ですし、なによりテクニックは抜群なのです。
でも昨日の試合ではボールを止めてしまう原因の一つになっていました。

交代用紙を書くのに、二度間違え破り捨てました。

フィールドに交代の背番号が告げられたとき「俺?!」と大きな声で言われました。
辛い決断ですが、NSP CLUBは勝利をするために作った・・・というか作り直したチームです。

事実交代後はボールの流れが良くなり、シュートが放たれるようになりました。
そして待望の追加点をもぎとりました。
交代をされた選手の気持ちは自分もサッカー選手としてやってきたからわからないわけではありません。
それよりもむしろよくわかると言ってもいいでしょう。
ましてチームのキーマンであるのは間違いがありませんし、テクニック的にはチームでも一番とほとんどが認める奴です。
結局、試合後に彼とは話すこともなくミーティングをしないで帰ってしまいました。

情けなかったのはここだったでしょう。
試合後のミーティングで私の悩み全開といった感じで、頭の中がぐちゃぐちゃでした。
そして同じ日に行われていた同ブロックの試合を見に行った選手からの「あそこは強い、正直うちは勝てない」という厳しい意見に驚きは隠せましたが、悩んでいたものと動揺は帰りの車の中でずっと続いていました。

SMスナイパーさんとはCELSUS時代を含め今回で三度目の対戦で、2006年には2点を取った後3点取られ逆転負けを喫した相手です。
悪くなった流れでもし一点取られたらと、監督として考え抜いた・・・考えすぎるくらい考えた交代でした。
むしろ本来であれば遅いくらいの交代だったのかもしれませんが、私は今後勝利のために腹をくくることにしました。
たとえエースであると私の中で思っている選手だとしても、その試合の中で流れが悪い原因であればピッチの外に出します。
ただし選手とはなるべく会話をしたいと思っていますし、その中でより良いものをみつけていくことができればと思っています。

途中交代をさせられたのは結局三名でしたが、トップの一人は自分のプレーに納得をしていませんでした。
それが後の成長へとつながると思っています。
彼とは試合中、ゲームを見ながら少しだけ会話をしましたが、足が止まった反省点を冷静に考えていました。

チームを作ることの難しさ、選手のモチベーションを保つことの難しさ、そして監督は孤独であるという言葉・・・それを痛感した一日となりました。
しかしこれも私が監督として成長するための一つだと思いますし、これを楽しいサッカーの一つだと考えられないようだと、自分にとってのサッカーは意味のないものになってしまうと考えています。
とにかくまずは15日の都リーグにターゲットを合わせます。

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