日韓戦3-0勝利と偉大な選手の影響

昨夜の日韓戦は結果だけをみると日本の圧勝と映るかもしれません。
確かに攻撃面ではすばらしいパスワークからの得点という、今までの日本にない得点力というものを感じました。
そして本田だけではなく、やはり香川は世界レベルの選手であることを証明しましたし、今や左サイドバックとして世界のトップレベルに近い長友の代役がいないことも同時に証明をしてしまいました。

攻撃のオプションとしてはさまざまな選手をテストできたと感じているわけですが、残念ながらこれがきっちり決めてくる欧州や南米のチームであったなら、3-4などのスコアで負けていたのではないかということです。
はっきり書けばDFは良くなかったといわざるをえません。

例えば・・・例えで書くのもなんですが・・・朴智星が韓国代表にいたとしたなら、昨夜は彼に最低2ゴールを提供してしまったのではないかと思っています。
昨夜の韓国は決定的なシーンを枠からはずしてくれましたが、あれが朴智星だとしたなら間違いなく決めていたであろうと想像してしまうのです。
それほど朴智星という選手が素晴らしく、また彼自身日本に対して厳しくするからこそそうした結果になるのだと思っています。

国としての韓国は・・・と思っていますが、少なくとも朴智星という選手はリスペクトできうる選手ですし、間違いなく世界トップクラスのチームで活躍している選手なのは疑問を挟む余地はありません。
それは中田英寿もそうでしたが、現在の日本代表では長谷部、遠藤、長友、香川、その次に内田、森本、吉田、槙野、伊野波、安部、岡崎、そしてJリーグでトップとして頑張っている李、清武、今野、栗原などなど、とても楽しみなメンバーが揃ってきました。
今の日本は偉大な選手と、その選手たちに追いつこうとするという構図ではなく、偉大になりそうな候補が何人かいて、それらが協力し合ったサッカーだからこそ昨日のようなパスサッカーとなったのだと理解していますし、今後もU-23にいる選手たちがどんどん昇格してくれるような状況となれば、日本代表は海外組でもJリーグ組でも代表を組むことができるようなレベルになっていくのではないかと期待していますが、そのためにはJ-2などの強化が間違いなく必要です。

よくサッカーファンといわれる人の中に「Jリーグなんて」という人がいますが、きちんとJリーグのサッカー、欧州でも中位の国のサッカー、トップリーグでも下位同士の試合を見たことがあるのか?と感じてしまいます。
日本でもJ-1のトップ争いをしているチーム同士ではなかなか良い試合になってきましたし、そこに多くの代表候補選手がいるわけです。
その試合をきちんと見て判断することで、現状の日本サッカーのレベルが少しわかると思いますし、J-2中位以下の試合を見ることで問題点も理解できます。
つまり日本代表を強化するのであれば、日本サッカーの底上げをしなければなりませんし、そうすることで偉大な選手候補ももっと生まれてくるようになるはずです。

個人的には森本は大好きな選手なのですが、怪我でしょっちゅう離脱している選手が日本代表の控えで呼ばれることは結果として他の選手の質のことを考えざるを得なくなってしまいます。
そうした選手が控えの控えにまわるくらいでなくては、日本代表の質の向上はありません。
まだその意味では代表候補とそれ以外の差があるのだと理解しています。

日本を応援すればこそ辛らつな言葉になってしまいます。
それは日本代表が将来においてワールドカップなどでの活躍をして欲しいと願うからです。

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